「八朔祭」は毎年9月1日に行われる都留市を代表するお祭りで、 生出神社の例祭です。地元では、「おはっさく」と呼ばれ、特定の神社のお祭りとしてよりも、民間行事として親しまれています。
この歴史は古く、江戸時代初期までさかのぼるものといわれています。
神輿や獅子舞はもちろん、見どころは、なんと言っても、総勢130名にも及ぶ大名行列です。加賀の百万石祭、格式十五万石の箱根の大名行列、十万石の三条市大名行列など大名行列も様々ありますが、これらの中でも歴史の古さと由緒は都留の「八朔祭」が、最たるものです。
寛永10年(1633年)に入封以来、秋元但馬守泰朝、2代越中守富朝、そして、秋元家の中興の祖と仰がれる3代喬朝の72年間の統治時代に、政治・経済・文化の発展をなし得た感謝の気持ちと、五穀豊穣を願って農民たちが十万石の格式に仕立てあげて表したとされているのがこの大名行列で、古式にのっとり「下にぃ〜下にぃ〜」と繰り出す大名行列は、まさに歳月からの贈り物です。



●絢爛豪華な屋台(やたい)
早馬町、新町、仲町、下町からは江戸時代に作られた屋台が出され、祭りを華やかに彩ります。屋台の造りは梁間一間、桁行二間造り、屋根は大唐破風平屋根で、舞台前部と楽屋後部から構成されています。細かな彫刻や彫金で飾られ、特に屋台飾幕は外国産の緋羅紗や金糸、ガラスなど高価な材料がふんだんに使用され、豪華で見ごたえのあるものです。屋台は昭和のはじめまで使われていましたが、その後解体し保存されていたものを、平成4年に飛騨の高山祭屋台保存技術協会に復元、修復を依頼して平成7年3月に完成しました。

早馬町屋台幕「牧童牛の背に笛を吹く」
葛飾北斎の筆によるものと言われている。中幕は15頭の馬が遊び群れる画で、柳文朝の筆。

下町屋台幕「虎」
葛飾北斎の筆。猛々しい虎の絵に真鍮やガラスで重厚な装飾がしてあります。

屋台の中で、子供たちが「ぽんっ、ぽんっ」と小気味いい音で太鼓をたたいております。


見事な竜と、鳳凰の彫り物。
屋台の後ろ側の屋根に取り付けてあります。


大人から子供まで色取り取りの衣装を着て暑い中行列を待ちわびてます。



お姫様と女中の方々…。
みなさんすまして、隣にいるカメラマンにポーズをとっております(^^ゞ


奴さんがメインキャラクター?なのか、元気のいいお兄さんたちが「あよいっ、あよいっ」なんていって見物人を楽しませてます。

暑い中、お疲れ様です♪



下にぃ〜、下にぃ〜


中々こないなぁ…。


子供たちがそれぞれの衣装を着て可愛いです。



赤の袴も鮮やか。



殿様ですね。
馬のたずなを持ってる人!
カウボーイハットは
まずいんじゃないっすかね?


私は、昔からお面屋が好きです。
色取り取りの柄が子供心を
釘ずけにするのでしょうか?
ですが買ってる人、あまり見かけません…。


















獅子舞の暴れように泣き出す女の子。
なんか昔の私を思い出します。













2005.09.02